この記事は以下のイラストを描くときに考えていたことのメモです。
真ん中のコマのように、巨大娘をビルの谷間から見上げる構図を描くときはパースが重要だと感じています。パースをある程度正しく描くとそれだけで立体感を出すことができますし、ビルの立体感はその背後にいる少女の巨大感に繋がるからです。
しかし、ビルのパースを普通の一点透視図法で取ってしまうと、空の面積が小さくなりがちです。空が狭いことはすなわち巨大娘を描くスペースが狭いということなので困ってしまいます。巨大娘のイラストなのだから巨大娘を描くための面積を広く取りたいですよね!
そこで嘘パースを使います。
実は、このコマは以下のように左側と右側で消失点が違います。このようにするとビルが通常よりも左右に寄り、真ん中の空間を広く確保できます。
これで空を広く取ることができ、巨大娘をより大きく描くことができます。やったね!